ラクトフェリンの効果と副作用

ラクトフェリンの効果について尋ねる女性

母乳に含まれているラクトフェリンが、赤ちゃんを守る効果をしっかりと発揮できているのは理由があります。赤ちゃんの胃酸や消化酵素がまだまだ発達途上で少ない為です。

 

故にウイルスや細菌から守る為にラクトフェリンを母乳により体内に届けているのです。ラクトフェリンが大腸に届けられると、ビフィズス菌の活性化につながり、悪玉菌を撃退するとも言われています。

 

ラクトフェリンの安全性は現在十分な判断材料がないのですが、日本においては厚生労働省からも認められていて米国でも同様に安全性が認められています。

 

ただし妊娠中には過剰摂取を避けるべきとも言われています。

 

またラクトフェリンは鉄分と反応する性質がある為、結合してしまうとミネラルになり、鉄を奪ってしまう可能性があると言うものです。

 

結果として貧血、アレルギーの発症、などのミネラル欠乏性の障害を引き起こしてしまう恐れがあります。その他、乳製品アレルギーを持っている人は、アレルギー症状にも注意が必要です。

 

強いアレルギー反応が出て、呼吸困難などの生命に関わるアナフィラキシーを引き起こす場合もあります。安全で効果の高いラクトフェリンですが、心配のある方は医師に相談してから摂取するようにしましょう。