ラクトフェリンの花粉症 予防効果

花粉症

日本人は花粉症の症状に悩む人が多くいると言われています。そしてその理由がスギなどの花粉の季節に集中しているなど日本特有の花粉の季節などというものまであるほどです。

 

そのため、巷では多くの花粉症対策グッズが売られており、マスクやゴーグルのように装備するものやヨーグルトのような食品の摂取に酵母菌のサプリメントなどさまざまなものが商品として売られている時代だといえます。

 

その中の一つがこのラクトフェリンによる花粉症への効果なのです。花粉症はある日突然発症し、誰でも日本に住んでいれば花粉症になる可能性があるといわれるほど、症状をわずらう人を選ばないため、ラクトフェリンが注目される理由でもあるのです。

 

そんなラクトフェリンが花粉症に対して有効とされる効果では、免疫機能への働きかけが知られています。

 

通常、人間の免疫反応は異物が身体に取り込まれるとその物質の特徴を免疫細胞が記憶します。そしてその異物を攻撃するのに有効な抗体を作り出し、次に異物が入ってきたときには最速で攻撃が始まります。このような特徴として顕著なのがおたふくかぜなど一度かかるとまず二度とかからないものが挙げられます。

 

そして、反応が強すぎるとスズメバチに刺された時のようなアナフィラキシーショックを起こしたりする場合もあります。抗体による異物への反応による鼻水やくしゃみはこれが慢性化したものといえます。

 

このような症状を緩和してくれるのがラクトフェリンなのです。ラクトフェリンは、T細胞というB細胞へ抗体を作り出す細胞の働きを抑制し、さらには小腸の時点で異物(この場合花粉)を吸収阻害することによって花粉症の根本的な解決に期待される成分でもあるのです。